IZUMO DENIM

こんにちは、出雲店の糸川です。
先日のABE氏の記事にて、今年の合言葉は
” DENIM wa BINGOYA ”
で皆様よろしくおねがいします。
前回はフランス発祥のブランド『LIBERTO』のジーンズについて説明させていただき、店頭でも多数お問い合わせいただきました。
今回もデニムをテーマにオーセンティックアメリカンカジュアルの観点から出雲店らしく『IZUMO DENIM』にスポットを当ててみようと思います。
IZUMO DENIM
その名の通り、島根県出雲市から発信するデニムを主とするブランド。デザイナー自ら所有のビンテージ501をサンプリングし、特にこだわり抜いたデニム生地の再現度は、数あるビンテージレプリカの中でも群を抜いていると言えます。縫製を手がけるのはジーンズマニアにはお馴染みかと思いますが雲南市の縫製工場。生機、綿糸、鉄のボタン、革パッチのインクの色などリアルビンテージジーンズのディテールをしっかり押さえた仕上がりで徐々に認知度も広がってきています。
リジッドデニムのラインナップとしては
1047XX (501 47レプリカ) ¥29,800-(taxin)
1066(501 66レプリカ) ¥29,800-(taxin)
1037XX(501 37レプリカ) ¥33,000-(taxin)
1006XX(デニムジャケット ファーストレプリカ) ¥38,280-(taxin)
となります。
今回は昨年リリースの1037XX ブラック硫化染バージョン、
この春リリースしたばかりの限定スウェットを紹介したいと思います。
1037XXブラック硫化染
この1037XXに関しては通常のリジッドデニムとブラック硫化染バージョンの2種類があります。
左:リジッド ¥33,000-(taxin) 右:ブラック硫化染¥38,500-(taxin)
1037XXのベースとなる501 37モデル(1937年モデル)は後ろ側のストラップ(通称シンチバック)が特徴です。
501の歴史を紐解くと、この年代頃からベルトが一般的に浸透してきたためか37がシンチバックのついた最後のモデルと言われているとか。シルエットは1047XX,1066と比べて股上深めでややゆったりめ、且つテーパード。
このブラックは硫化染という化学反応を利用した技法で染色されており、完成後の金属パーツがついた状態では染色ができません。
そのため大まかな縫製後の金属パーツ取り付け前に染色の工程を入れるため通常のリジッドタイプとは完全に別工程で作られます。つまりスペシャルなモデルということです。
染めてあるため赤耳ではないですが耳がちゃんとあります。
通常ブラックデニムは白っぽく色落ちしていきますが、これは横糸も染色されているため全体的に黒がフェードしていくような経年変化になります。
リジッドデニム同様にしっかり経年変化を楽しめる、育てがいのあるジーンズです。
”NO DENIM NO LIFE”スウェット
“NO DENIM NO LIFE”スウェット ¥15,400-(taxin)
IZUMO DENIMのブランドコンセプトでもあるメッセージをそのままプリントした限定スウェットです。
シルクスクリーンプリントは島根県隠岐島の古着屋&プリント工房『ELVES clothing store』による手刷り。
そのためひとつひとつインクの入り方やかすれ具合が異なるのも特徴です。
数量限定のため再販はございません。気になられましたらお早めに。
コーディネート
1006XX(デニムジャケット ファーストレプリカ) ¥38,280-(taxin)
“NO DENIM NO LIFE”スウェット ¥15,400-(taxin)
1033XXブラック硫化染¥38,500-(taxin)
ジーンズにスウェットはシルエットの移り変わりはあれどいつの時代も普遍的な組み合わせです。
お気に入りのスニーカーを組み合わせれば完成です。
まとめ
冒頭ではオーセンティックと表現しましたが、リーバイスをオリジナルとするならばIZUMO DENIMもその伝統を受け継ぐ正統なジーンズと言えます。僕も1066を所有してますが、ジーンズとしての完成度の高さを実感してます。
今回はカウンター的に硫化染を紹介しましたが当然リジッドもおすすめです。リジッドに関してはお洗濯の方法で縮み具合が違いますので、サイズ選びも具体的にアドバイスいたします。
ここには書ききれないIZUMO DENIMのストーリーもありますのでぜひ店頭にてお話しさせていただけたらと思います。ご来店をお待ちしております。
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最後までご覧いただきありがとうございました。