BINGOYAクルーに突撃インタビュー

BINGOYAクルーに突撃インタビュー

出雲店イベント立役者、糸川。
得意な事で貢献するチームへ

簡単に自己紹介をお願いします。

糸川BINGOYAスーパーショップ出雲店の店長をしております、糸川と申します。 25歳で入社して、22〜23年ぐらいですね。高校生の頃からお客さんとして通っていたので、人生の半分以上はBINGOYAと関わっているという感じです。

ありがとうございます。では、普段されているお仕事について教えてください。

糸川店長なので、お店の運営に関しては全て関わっています。常に店頭に立って接客をしたり、オーダーを組んだり、売り場を作ったり、、本当になんでもやっているという感じです。

BINGOYAクルーに突撃インタビュー

出雲店は、他の店舗よりも独自のイベントの開催だったり特色が色濃く出ているように感じますが、こだわりや意識していることはありますか?

糸川BINGOYAは鳥取が本部で、出雲店は一番遠いところにあるということと、弊社の歴史の中では比較的フレッシュ(2002年にオープン)な店舗ではあるので、あえてそこを活かして。ある意味BINGOYAの枠に囚われないようなイメージを意識しています。
その1つが店舗企画のイベント。POPUPやマルシェみたいなイベントを定期的にやっているんですが、やっぱりスタッフが楽しんでやれることが重要かなと。外に飲食スペースを作ったりもしていて、親子連れのお客様がそこでお食事している風景を見ると、なんかいいなぁって思っています。

普段とは違う、そういった企画があるとスタッフも楽しんでお仕事できそうですね!
出雲と言えば、まず思いつくのが出雲大社の神在月ですが、やはりその時期は特別なのでしょうか?

糸川やっぱりその時期は意識していますね。仲良くさせていただいている出雲デニムさんは、土地の名前もついているし、県外のジーンズマニアの方々にも名前が浸透してきているので、神在月などの旅行のついでに来てもらえたらなっていうのは思っています。出雲デニムさんは実店舗は構えておらず、今実際に手で触って試着できるのが当店だけなんです!

出雲デニム

3月から米子店でも取り扱いがスタート。国内でも限られたところでしか取り扱いがないブランドです。

インバウンドの需要も高まる観光地としての打ち出しができるのも出雲店の魅力ですね!他店舗のスタッフからも、出雲店は本当にスタッフ皆仲良しとお聞きしました!店長として、スタッフのチームワークだったり、雰囲気作りはどのようにされていますか?

糸川ある時から意識するようになったのは「苦手なことを克服する」というよりも、一人ひとりが「得意なことでチームに貢献する」という事を意識するようにしていて、それがある程度みんなの共通認識になったことがチームワークに繋がっているなと思います。その人の適性も、普段のコミュニケーションから感じ取ったり、時にはヒアリングしたり。やっぱり楽しそうにやっていることが一番向いていることだと思うので、そこをよく観察しながら見極めるようにしています。

糸川店長ご自身は、これまでの販売経験から普段に活かされているな、と感じることってありますか?

糸川先入観を捨てること。例えば、接客って、お客様との会話から何を探しているかを予測しますよね。もちろん、そこから汲み取っていくことが接客ということだと思うんですが、長く経験している分、自分の先入観が入ってしまう。自分の中のイメージと相手の中のイメージは人それぞれ違うので、そこは普段の人との会話の中でも、捨てていかないとなと思っていて、今でも気をつけているところです。

自分視点ではなく、人から見た視点で考えるって、思っているより難しいですよね。先入観は、頭で考えて入ってしまうものではないところがあるので。。
では、お仕事のお話は一旦ここまで。ここからは趣味についてお伺いしたいと思います。糸川店長はカメラがお好きとのことですが、カメラを始めたきっかけを教えてください。

糸川多分、初めてカメラを買ったのは2016年で、すごく若い頃からやっているわけではないですが、今振り返るときっかけはちょっとマジでわからないです(笑)多分子どもの写真を撮ろうと思ったんだと思うけど、それが1番の理由だったかと言われると、ちょっとしっくり来ないなって。なんでだったんだろう(笑)

写真

写真

写真

そうなんですね(笑)ですが、そのカメラ好きが高じて写真集を出版されていますね!!どんなテーマで作られたんですか?

糸川作るにあたって、テーマがいるなとは思っていたんですが、基本的に絶景を撮る!とかをしないで、本当に普段の日常で撮ったもの、後は地元の町内の風景の写真が多いです。上京して今はこの土地に住んでいない人も、これを見て、「あ、あそこだ」と懐かしさがあるようなものになるといいなと思って。あとは、子供とか家族の写真を多めに入れています。

お子さんのお写真って、どんな時に撮影されるんですか?

糸川もう、本当に家でテレビ見ている時とか。僕が常にカメラを持っているから子供達も撮られる事に慣れちゃってて。そういう意味でも撮りやすいですね。

普段の日常が、一つのアートになるって面白いですね。カメラは何を使われているんですか?

糸川オリンパスのPEN-Fを使っています。PENシリーズってフィルムからの歴史があるカメラなんです。使っているのはデジタルなんですが、PENシリーズのデジタルの最終形みたいな感じ。これは2台目。3台目はまた別であるんですが、これが一番お気に入りです。

カメラ

最近撮った写真の中で、お気に入りの写真を見せて欲しいです!

普段は子どもの写真がやっぱり一番多いんですが、この写真は地元の伝統のお祭りの1シーン。松江市の宍道町というところなんですが、1000年ぐらい歴史のある神社で江戸時代から続いているお祭りです。毎年町民が楽しみにしている行事なので、この写真も深夜12時くらいですがたくさんの町民が集まります。

お祭り

お神輿の中に神社の御神体が入っていて、お祭りの一番最後にこの御神体が神社に戻られるんですが、町民で壁をつくって、祭りが終わるのはいやだ!と帰り道を塞ぎます。担ぎ手の人がこの壁に思い切りぶつかるような、ちょっと血の気の多いシーンですが、これがお祭りのクライマックスですね。このお祭りは僕の住んでいる町の風物詩ですごく誇れるものなので、こうして写真で残したいなと思いました。

島根と言えば出雲大社がやっぱり伝統として連想されますが、宍道町にもそういった歴史のあるお祭りが今でも残っているんですね。この担ぎ手や壁を作る方は、志願者で行われるんでしょうか?

糸川壁を作るのは、お祭り当日に志願者を募ります。ただ、担ぎ手は神社とつながりのある人が担当していて、その人が引退する時は後継者に引き継いで。担ぎ手の人は、お祭りが始まる前の数日間はたしかお肉を食べてはいけないだったり、そういった穢れ(けがれ)を避けるという決まりがあるみたいです。後は女性がお神輿に触ってはいけないとか。

そういう伝統って、どんどん次の世代の人が知って、受け継いでいかないとすごく勿体無いですよね。

糸川そうですね、それこそ一時期は存続が困難なこともあったと聞いてますが、地元の有志の若い人たちも「これはなくしたらダメだ」と動いてくれて、それでいまでも継続できています。

ぜひこれからも続けて欲しい伝統ですね、ありがとうございます。
糸川店長ご自身も、お仕事以外でもイベントに参加されたりしているとお伺いしました。どんな活動をされているんですか?

糸川30歳ごろから180°crewというDJ集団を結成して、今は2人でやっているんですけど、1人で出演することもあります。結成当時は7人ぐらいで、やっぱりDJクルーなのでDickiesの赤いワークパンツをみんなで履いて、それで覚えてもらったり。でもそれぞれ違うことに興味が出てきて、クルーから離れていったりしたんですけど、その抜けたメンバーの数人がスラックラインの活動を初めてまたそこで一緒にイベントをやったりしました。今は地元のイベントを中心に活動していて、子どもが紙芝居アーティストの方に憧れていて、自分でも作って発表したりするんですが、それに音をつけたりで一緒に出演しています。後は、米子に仲良くさせてもらってるバンドがいて、その人たちのツアーに同行させてもらってた時期もありました!それは本当に楽しかったな。ハイエースに機材パンパンに詰め込んで九州と中国地方をまわりました。

なんだか、部活に近い感じですね!大人になってからそういった趣味での集まりってなかなかないので、ツアーも遠征みたいでとっても楽しそうです!

糸川やっぱりツアー中は大変なこともありましたが、終わった後は、ああまたいきたいなって思いました。

深掘りすればどんどん面白いお話が聞けそうですが、やっぱりファッションについてのお話しも聞かせてください!好きなテイストやコーディネートのこだわりなどありますか?

糸川僕、ストリートスナップに載っている一般人の人が1番おしゃれだなと思っていて、そこが一番最強だなって。特にブランドにこだわりはないですが、ジャンルにとらわれない型にハマらない感じが好きです。昔カジカジという大阪の雑誌があって、数年前に記念号で復刊したものなんですが、10年分のスナップを記録した1冊になっています。こういうのをみていると1番ゾクゾクします(笑)

カジカジ

このスナップ、ずっと同じ方が同じ場所で撮影されているんですね。きっとこの場所でこのカメラマンに撮影してもらうことが、大阪のファッション地区にいる人の一種のステータスのように感じました。

糸川このスナップのコンセプトが、10年後にみてもおしゃれだと思う人たちをスナップするみたいな。この時間が経っても色褪せない感じが、すごくかっこいいなって。定期的に見返して、その都度刺さるスタイリングが変わるんですけど、それが面白いですね。僕のバイブルです。

ありがとうございます。今日のコーディネートのポイントについても教えてください!

糸川僕、赤とかオレンジとか色物が結構好きで、ワンポイントで入れるようにしていて。今日もアイボリーのシャツとパンツに、インナーにオレンジを仕込んで、スニーカーやソックスもオレンジで合わせています。裾からデニムシャツを出しているのもこだわり。年齢に合わせて、年相応だけどポップな感じに着こなすことは意識しています。

スタイル

スタイル

スタイル

確かに、年齢を重ねると落ち着いたカラーを選びがちですが、大人が着るポップなカラー、とても可愛いですね!

糸川僕は逆のタイプ(笑)昔は黒い服をずっと買っていたけど、最近は色物を選んで買っています。黒をあまり着なくなったかも。ブラックならネイビーを選ぶみたいな。やっぱり、10年後にみてもおしゃれに見えるスタイリングを毎日気をつけています。

私も、10年後の自分が見ても恥ずかしくない服を買おうと思います!(笑)たくさんお話ししてくださり、ありがとうございました。

今後のイベント告知

POPUPIVENT

今まで出雲店でしかやっていなかった、「IZUMO DENIM & 古着屋エルブス POPUP STORE」をSUPERSHOP米子店で初開催!服屋の昼食も同時開催(服屋の昼食は1日限定です)。

詳細はこちら

今回のBINGOYAクルー

Yoshiaki Itogawa

出雲店 店長

Instagram👉 @yoshiaki180
スタイル更新中👉 スタイル
コラム更新中👉 コラム

ビンゴヤくんのつぶやき

糸川店長の濃〜いお話、面白かったんごね!最近、出雲の方からメラメラと熱いエネルギーを感じるのはこのせいだったんご。神在月のイベントも、米子店に派生したPOP UPイベントも、そして食いしん坊のおいらには、服屋の昼食シリーズも気になる!!
山陰のみんな、ぜひ体験してみてほしいんごね。
オレっちも仕事放り投げて行きたいな!!行っていい?!(ぼこぉ・殴)

みんな、スタッフインタビューどうだったかに?また次もお楽しみにィ!

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